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2009.06/29(Mon)

リアルト橋から東北方向へ 

静かな街並みの中をさらに北東の方角にいくつもの運河を越えて歩いていく。
町外れの運河
サンマルコ界隈の運河沿いと比べると、建物の手入れが行き届いていないし、建物自体も立派ではなくなる。でもそれが観光化していないヴェネツィアのほんとうの姿のように思えてくる。
さらに歩いていくと、そのあたりでは珍しいくらいのちょっと広い通りに出た。広いと行ってもヴェネツィアの普通の路地よりは広い程度ではあるけれど。
イエズス会修道院
この静かな一角にある大きな建物はあの有名なイエズス会の修道院だそうだ。それにしても人気がなくて静かなところだ。考えてみれば修道院がにぎやかなところにあるわけがなく、この大きな建物の中で修道士たちは静かにめいそうしているのかもしれない。
イエズス会の修道院の前を通ってさらに進んでいくと、ついに陸地がつきて海にぶつかる。
北東岸
海と言ってもすぐ向かいには島があって、建物が見える。海沿いの道に一見のカフェがあり、テラスに座ると海の眺めを独り占めに出来る。
北東岸カフェ
かなり歩いたせいか少し疲れてしまったので、カフェの外になれべられたテーブルのひとつに座って、エスプレッソのドッピオを注文する。疲れてくると甘いものを体が要求するのか、そえられた砂糖を全部入れて甘くして飲む。強い苦味と甘さで、目が覚めるようだ。少し元気になってきたら、また違う道を通ってホテルに帰ることにしよう・・・

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2009.06/22(Mon)

ヴェネツィアの下町? 

リアルト橋のたもとから、北東の方向に歩いていく。と言っても小さな路地を迷いながら、いくつもの小さな運河を渡っていく。
運河脇の回廊
ヴェネツィアではなんでもない街の一角にすぎないところでも、眺めているだけで、建物が歴史を語りかけてくるような気がする。
リアルト橋から離れるにしたがって、観光客の姿も少なくなっていく。小さな人気のない広場に、木が一本だけ立っている。
広場に立つ木
すこし歩いただけで、ヴェネツィアの喧騒が遠のいていくみたいだ。
さらに路地を進んでいくと、なんとなく生活の臭いがしてくる。サンマルコあたりのテーマパークのようなヴェネツィアとは少し違って人の生活の一面を感じることができる。COOPのスーパーマーケットがあったり、広場の片隅ではテントの下で野菜や果物が売られていた。
露天青果商
リアルト橋のあの人ごみから10分くらい歩くと、もうこんな親しみのあるヴェネツィアがあるのが信じられないくらいだ。
さらに先のほうに歩いていく・・・

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2009.05/19(Tue)

海になったサンマルコ広場 

ヴェネツィアの街を歩いていると、町のあちこちで、通りの真ん中にベンチが連続して置かれている。それほど広い通りでもないので、通行の妨げとなっている。ヴェネツィアの人たちはここに座って、おしゃべりでもするのだろうか・・・ それにしては上の板はずいぶんと土ぼこりで汚れている。
ベンチ?

ヴェネツィアでは毎夜毎夜、観光客のためにさまざまなコンサートがあちこちで開催されている。オペラあり、古い時代のコスチュームで演奏するコンサート、また文化財のような古い建物の中で開催されるコンサート等、どれに行こうかと迷ってしまうくらいあるのだ。夕方、薄暗くなり始めたころにコンサートは始まり、終わって外に出てくるとすでにあたりは真っ暗になっていた。
ホテルに帰るためにサンマルコ広場に行こうとすると、通りが水浸しになっている。人々は通りの真ん中に置かれた台の上をおっかなびっくり歩いている。昼間見たベンチ状のものは、通路が満潮で水浸しになったときに使われるために置かれていたのだった。
昼間、カフェのイスに座って音楽を聴きながらコーヒーを飲んだあたりも今は水浸しになっていた。
大潮で水没
ヴェネツィアの水没の話はテレビなどで面白おかしく紹介されいるので、知らないわけではなかったのだが、実際自分がそこに行ってみると、やはりものすごいことになっているのを実感する。この美しいサンマルコ広場も、その内に古いアレクサンドリアの町のように海に沈んだ遺跡になってしまうのだろうか・・・

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2009.04/17(Fri)

アムステルダム国立美術館の絵 

ザーンセスカンスで風車のある田園風景を見た後、アムステルダム市内に戻って国立美術館に行く。中央駅から市電に乗り、車の乗り入れが禁止されている繁華街を人並みをかきわけながら、ゆっくりと進んでいくと、15分くらいで美術館の最寄の停留所に着いた。キップ売り場もそれほど混んでいるわけではないので、すぐに中に入ることができた。
オランダは17世紀にスペインから独立後、インドネシアを中心にアジア貿易で富を築き、プロテスタントということもあって、教会の影響力が比較的小さかったため、絵画も、宗教画はあまり発達せずに、力をもった市民たちのための絵画が発達していった。その代表的なものが風景画である。その中でもヤーコブ・ファン・ライスダールの風景画はバランスのとれた作風で見るものを魅了する。

ライスダールの風景画
じっくりと眺めてお楽しみください・・・

そしてもうひとつアムステルダム国立美術館といえばレンブラントだろう。有名な夜警の前にはさすがに人垣ができていて、ゆっくりと鑑賞するわけには行かない。それにしてもカラヴァージョが効果的に利用した明暗法を、レンブラントはさらに進化・深化させていき、夜警に自分が持っている力を全部出し切ったのだろう。前に立つだけでただならぬパワーが伝わってくるのである。
レンブラントの絵はそのほかも並外れた傑作が展示されているが、ひとつだけとても静謐であたたかい雰囲気の絵に目がとまった。画家としてではなく、飛び切りの絵を描く腕を持つ父親として、たった一人だけ成長することのできた息子の肖像をいくつか残している。これはすでに大人になりかけたころの息子ティトゥスがなぜか禁欲的な修道士のような格好をしたものである。
レンブラント
(レンズの樽型歪曲が少し目立つことはご容赦願います・・・)

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2009.03/18(Wed)

アムステルダムを観光する(その2) 

オランダ名物の風車もさすがにアムステルダムの市街地には存在しないようだ。オランダに来たからには風車を、それも実際に使われているものを見に行きたい。
アムステルダム中央駅から各駅停車に乗って20分くらい行ったところにザーンセスカンスというところがあり、そこには風車だけでなくオランダの田園風景が残っているというので、出かけてみることにした。
オランダ国鉄各駅停車
ザーンセスカンスの駅を出て、駅前の道を海のほうに歩いていく。風車群や田園風景は海を渡った向こう岸にあるのだが、行った時はには海を渡る橋が工事中で通行止めになっており、代行のフェリーた出ているというので、乗り場のほうに行く。乗り場の対岸には大きな風車のある工場がある。
工場の風車
なんの工場だか外見からはわからないが、香ばしいような匂いがしているので、ビール工場ではないかと思われる。
フェリーは30分に一本出ていて、しばらく待っているとフェリーが対岸からやってきて、自転車や人がたくさん降りてきた。フェリーは5分ほどで対岸に着いてしまう。
工場の脇を歩いていくと、風車群が見えてくる。
風車群
オランダの田園風景のテーマパークのようになっていて、風車がいくつもあり、クリークの向こうには羊が草を食んでいる牧場が広がっている。
ザーンセスカンス風景1
農家の建物の中は、チーズ工房になっていたり、カフェになっていたりしている。小腹が減ってきたので、チーズサンドイッチと熱いコーヒーを買って、少し寒かったけれど、テラスに出て、外の席に座る。
牧場風景
目の前にはのどかなオランダの田園風景が広がり、ほんとうにのんびりとした気分になれるところだった。
アムステルダム市内からは半日もあれば観光にいけるところなので、オランダらしい田園風景を見に行くのにはちょうどいいところだ。

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